経済成長を考える

人口減少社会・日本と「定常経済」

日本の人口は今後急速に減少していくことになります。

人口が増加している時代は、市場も労働力も増えるため、相対的に経済成長はしやすいでしょう。しかし、人口が減少してもなお、同じように経済成長しようとすると、各所に無理が出てくるのではないでしょうか。

私たちが求めているもの、そして国が提供すべきものは、持続可能で幸せな社会です。経済成長は、貧しい時代に幸せを得るための「手段」ではありましたが、それ自体が「目的」ではありません。

世界に先駆けて、人口減少社会に突入した日本が、ひたすら拡大をめざしてきたこれまでの経済のあり方から一歩先へ進み、持続可能で幸せな社会のための経済にシフトしていくことができるか--世界の注目も集まっています。

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