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2015.05.23

持続可能な都市のためのソウル宣言を採択

持続可能な都市のためのソウル宣言を採択

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https://www.flickr.com/photos/mastermaq/3627905118/

(イクレイより)

持続可能な社会の実現を目指す自治体の国際ネットワーク、イクレイによると、2015年4月8日から13日にかけて韓国のソウル市で行われたイクレイ世界大会の中で、イクレイ会長パク・ウォンスン(ソウル市長)をはじめ世界中の100名の市長がソウル宣言を採択しました。

ソウル宣言は、都市の持続可能性への道を歩む協働のための文書です。現在世界が直面している重大な問題を認識し、それに対して低炭素、回復力、資源効率性、生物多様性、地域経済、幸福などさまざまな要素を取り上げ、都市がどう変化していけるのかについて述べています。

大会では一部の市長により、ソウル宣言への支持やなぜ多様な要素が重要なのかに関して簡単なスピーチが行われました。南アフリカのダーバン市長は、ソウル宣言が適応策やレジリエンスに関する各都市・小島嶼国間の新たな協力策にプラスになることを歓迎しました。また、南アフリカのヨハネスブルグ市長は、同宣言がエコモビリティ(環境配慮型の交通)を重視していることに称賛を送っています。

セッションの開始にあたり、パン・ギムン国連事務総長は、世界的変化を推進していくのは都市であるとの考えを示し、都市間ネットワークの強化を奨励するメッセージを伝えました。

イクレイ世界大会は3年ごとに開催される国際会議で、今回は250以上の自治体を含む2,500人以上の参加者が集いました。今回日本からは、北九州市、京都市、熊本市、札幌市、東京都、横浜市、富山市の計7自治体が参加しました。

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