世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > 幸福度が最も高い国はスイス 2015年版世界幸福度報告

世界
2015.05.27

幸福度が最も高い国はスイス 2015年版世界幸福度報告

2015年4月23日、3回目となる『2015年版世界幸福度報告(World Happiness Report 2013)』が、国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」の支援を受けて刊行されました。

報告書によると、幸福度スコアが高かったのは、スイス(10点中7.587点)、アイスランド(7.561点)、デンマーク(7.527点)、ノルウェー(7.522点)、カナダ(7.427点)の5カ国でした。最低スコアはアフリカのトーゴ(2.839点)でした。なお、米国は158カ国中15位(7.119点)、日本は46位(5.987点)でした。

報告書では「一人当たりGDP」「健康寿命」「頼ることができる人の存在」「人生の選択での自由度」「汚職のなさ」「寛大さ」という6つの要素によってスコアの大部分を説明できることが指摘されており、ランキングを示すグラフには、各国のスコアの他に、この6要素の内訳も示されています。

また2012年から2014年までのデータと、2005年から2007年までのデータとの比較では、(データが利用可能な125カ国のうち)53カ国で人々が自分で評価する幸福度が向上しているのに対し、悪化している国も41カ国あることが明らかになりました。

なお社会関係資本の質が十分に高い国々は、自然災害や経済的打撃に直面すると、地域社会のつながりを発見、活用、構築する機会になり、主観的な幸福度を維持または向上すらできるようです。別の場合では、経済危機によって、所得の低下や失業率の上昇が説明できる以上に幸福度が下がった例もありました。

新着ニュース一覧

Page Top