日本のエネルギーの今と未来を考える
〜国民的議論のためのデータ〜

Home > 電力システム改革 > なぜいま電力システム改革なのか

2012.08.02

なぜいま電力システム改革なのか

 

○垂直一貫体制による地域独占、それによる投資回収の保証(総括原価料金)、大規模電源の確保と各地域への供給保証によって実現してきた「当たり前のように良質の電気が手に入る」環境は、戦後の我が国の発展、原子力や高効率火力、系統の技術開発に大きく寄与。これが我が国の国家競争力の基盤を創ってきた。
○低廉で安定的な電力供給は、国民生活と企業活動にとって極めて重要。 しかしながら、東日本大震災以降、以下の課題が明らかに。

(1)エネルギーミックスの変化
原子力比率が低下する一方、再生可能エネルギーは今後拡大。

(2)エネルギーコストの増加
世界のエネルギー需給は今後ひっ迫。エネルギーミックスの3つのシナリオいずれにおいても、電気料金は上昇。

(3)「需要に応じた電力供給」の限界
需要に応じていくらでも供給するというこれまでのやり方は不可能に。需要抑制により電力コストを抑制することが、より重要に。

(4)電力を選択したいというニーズの高まり

(5)エリアを超えた電力需給最適化の必要性

エネ女の集いに資源エネルギー庁から参加したリソースパーソンより

 
新着ニュース一覧

Page Top