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世界・日本の幸せニュース

昨今、国際機関や国家レベルで、経済成長を重視したGDPなどの指標に代わって、幸福度や持続可能性を測る指標が急速に普及しており、都市レベルでも広まりつつあります。今回は英国の9つの主要都市*1を評価した報告書「ハッピー・シティ・インデックス」(Happy City Index)を紹介します。

「ハッピー・シティ・インデックス」は、英国のコミュニティ利益会社「ハッピー・シティ」とシンクタンク「ニュー・エコノミクス財団」により協働で開発されました。本報告書は3つのレベルを基にしてスコア付けされています。レベル1には「平等」「持続可能性」「都市の現状」の3つの項目があり、レベル2では「都市の現状」を5つの分野にわけ、レベル3では分野をさらに17のサブ分野にわけて評価が行われました*2。

2016年度の評価結果では、「平等」の項目でロンドンが1位、「持続可能性」と「都市の現状」でどちらもブリストルが1位となりました。スタディケースとして取り上げられたブリストルは、全体的にランキングが高いものの、「仕事の質」「メンタルヘルス」「安全」「住宅」の4つのサブ分野で9都市中7位となり、改善が必要なことがわかりました。

「ハッピー・シティ・インデックス」は毎年発表される予定です。今後の都市政策にどう反映するかが注目されます。

*1 バーミンガム、ブリストル、リーズ、リバプール、ロンドン、マンチェスター、ニューカッスル、ノッティンガム、シェフィールド
*2 
レベル2   レベル3
「仕事」――「仕事の質」「収入」「失業」
「健康」――「死亡率と平均余命」「病気と障害」「健康的な行動と危険な行動」「メンタルヘルス」
「教育」――「子どもの教育」「大人の技能」
「場所」――「安全」「住宅」「交通機関」「緑地」
「コミュニティ」――「文化」「参加」「社会的孤立」「地元経済」

「定常経済」について考える
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インタビュー
エダヒロの「幸せへ!」コラム

幸せ経済社会研究所 主催「幸せと経済と社会について考える読書会」のご案内

【参加者募集中】  
日時:7月18日(火)18:30〜21:00
会場:東京都渋谷区道玄坂

●課題図書
社会的合意形成のプロジェクトマネジメント』(著:桑子敏雄)
ダム建設、地域づくりなどの現場で対立の解決に多く関わってこられた著者の桑子先生をお招きし、具体的なプロジェクトマネジメントの手法と事例を学びます。

 

Quotational phrase

有限の世界で、幾何級数的な成長が永遠に続くと思っているのは、狂人かエコノミストのどちらかだ。

ケネス・ボールディング(経済学者)

参考図書&リンク

参考図書

社会的合意形成のプロジェクトマネジメント
社会的合意形成のプロジェクトマネジメント

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 桑子 敏雄1951年群馬県生まれ。哲学者。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授、一般社団法人コン...

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参考リンク

幸せアライアンス
幸せアライアンス

幸せアライアンスはシアトルを拠点とする市民団体で、ブータンのGNH(国民総幸福量・Gross National Happiness)を元に、コミュニティや自治体、大学、企業でも使えるよう独自の国民総幸福度指標を開発し、多くの人々が使える指標づくり、調査、発表などの活動を行っている。
※同幸福度指標調査は日本語版もあります
http://survey.happycounts.org/survey/directToSurvey

エダヒロの100人に聴く「経済成長についての7つの質問」 あんな人や、こんな人にも!
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