2012.08.10
稼働率・新増設の有無による原子力発電比率について
「15シナリオ」は、「現存する原発に新しい安全規制の40年運転制限制度を自然体で運用した場合の数字にほぼ相当する。原発の新増設が難しい状況にあるという実情を踏まえている」というものですが、原発の新増設がなければ2030年に15%にはならない、という主張もあり、混乱気味です。
第20回基本問題委員会で事務局が出した資料を見ると、稼働率・新増設の有無による原子力発電比率について計算した結果がわかります。
(ちなみに、この10年間の原発の平均稼働率は70%を切っています
参考:原子力発電所の利用率の推移)
第20回基本問題委員会(2012年4月26日)配付資料より