100人それぞれの「答え」
経済成長をめぐる7つの質問
- 経済成長とはどういうことですか、何が成長することですか
- それは望ましいものですか、それはなぜですか
- それは必要なものですか、それはなぜですか。必要な場合、いつまで、どこまで、必要でしょうか
- 経済成長を続けることは可能ですか、それはなぜですか
- 経済成長を続けることに伴う犠牲はありますか、それは何ですか、なぜ生じるのですか
- 日本がこれまで経済成長を続ける中で失ったものがあるとしたら何でしょうか
- 「経済成長」と「持続可能で幸せな社会」の関係はどうなっていると考えますか
100
日本の、たとえば二宮尊徳や石田梅岩が考え、主張した言葉を現代語に訳しても、経済学の教科書に書いたようなロジックには乗らないけれども、江戸時代にも3,000万人を食べさせる「経済」はあった
加藤 三郎さん (認定NPO法人 環境文明21 共同代表)
093
自分が満足感を得られるような仕事があって、何とか食べていける。より多くの人がそういう生活ができる社会であれば、成長率がどうなろうと、気にしなくていいのでは
増田 篤さん (時事通信社 デジタル農業誌Agrio編集長)
091
経済成長の便益を人間の「幸せ」で測り、コストを環境へのダメージで測るアプローチなら、コストをほとんどかけずに、幸せで環境的にも持続可能な生活を作り出すことができます
ヨアン・スティグ・ノルゴーさん (デンマーク工科大学 土木工学学部 名誉教授)
089
金銭・物質というものを「陽」とすれば、「陰」というのは人格・教養です
田口 佳史さん (老荘思想研究者 一般社団法人「東洋と西洋の知の融合研究所」理事長 株式会社イメージプラン代表取締役社長)
086
国防とか借金の問題とか高齢化を考えたら経済成長が必要だけど、海士町に来ると、違う道があるのかもしれないと思う
中川 覚敬さん (海士町役場 地域教育魅力化コーディネーター 文部科学省から出向)