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2011.12.12
内閣府「幸福度に関する研究会報告-幸福度指標試案-」を発表
内閣府は、12月5日、「幸福度に関する研究会報告-幸福度指標試案-」を発表した。これは、東京で開催された「幸福度に関するアジア太平洋コンファレンス」の会議上で発表されたもの。
この幸福度指標試案は、主観的幸福感を中心に、「経済社会状況」、「心身の健康」、「関係性」を3本の柱としており、それぞれについて主観的・客観的な指標案が呈示されている。また、将来世代の幸福感という観点から、「持続可能性」についても指標案が示された。
内閣府では、2010年6月18日閣議決定の「新成長戦略」に盛り込まれた新しい成長および幸福度に関する研究調査を推進するために「幸福度に関する研究会」を2010年12月から2011年8月にかけて4回開催している。
今回の試案は、この研究会の報告という形でまとめられ、幸福度の指標化の出発点として国内外で議論を重ねながら完成を目指すとしている。
- 内閣府「幸福度に関する研究会」(※「幸福度に関する研究会報告」も下記ページよりPDFにてダウンロード可能)
http://www5.cao.go.jp/keizai2/koufukudo/koufukudo.html