スコットランドの人たちの幸福を測るには? オックスファムによる新たな指標
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(オックスファム・インターナショナルより)
オックスファム・インターナショナルは、スコットランド(英国)の人々3,000人に意見を聞き、「自分のコミュニティで豊かに暮らす力に影響するもの」として人々があげた項目に基いた「オックスファム人類指標(Oxfam Humankind Index)」を作成したことをウェブサイトで発表した。
人々が生活で最も重要な側面として特定した項目は以下の通り(重要なものから)。
・価格が手頃で安全な人並みの住居、肉体的にも精神的にも健康であること。
・外出を楽しめる地域に住み、清潔で健康的な環境があること。
・(有給であっても無給であっても)満足できる仕事があること、家族や友人と良好な関係にあること、自分と大切な人たちが安全であると感じていること、緑や自然の多い場所、コミュニティの空間や娯楽のための場所にアクセスできること。
この指標を用いて、平均的数値と、スコットランドで最も貧しい幾つかの地域の数値との差を調べたところ、大きな差異は「人々が外出を楽しめ、清潔で健康的な環境があるか」、「緑の多い場所や娯楽のための場所にアクセスできるか」、「安全かどうか」に現れたという。また貧しいコミュニティに住む人々は、コミュニティの一員であるとの感覚があまりないようだ。こうして総合的にみると、不利な条件の大部分は、地元地域における生活の質の差に起因しているとのこと。
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http://www.oxfamblogs.org/fp2p/?p=9951