2012.08.06
「世界平和度指数2012」:2009年以降初の改善
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(ビジョン・オブ・ヒューマニティより)
ビジョン・オブ・ヒューマニティ(Vision of Humanity)は6月12日付けのリリースで、2009年以降初めて世界がより平和になったことを示す「世界平和度指数2012」について発表した。中東と北アフリカを除くすべての地域で総合的な平和さのレベルが向上した。
「世界平和度指数」は世界的な平和度に関する世界有数の評価基準で、「世界平和度指数2012」はその6番目になる。経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)により作成され、継続中の国内および国際紛争、社会の安全と治安、軍事化を、23の質的および定量的な指標を用いて、158ヶ国の順位付けをする。
主な調査結果は以下の通り。
- アイスランドが2年連続で最も安全な国。
- シリアは順位が30位と最も下がった国で、147位に後退。
- ソマリアは2年連続で世界で最も平和ではない国に。
- 内乱が終結したスリランカは、順位が最も上がり、30位近く上昇。
- 2011年に世界が完全に平和だったならば、経済的恩恵は9兆ドルだったと推定されている。
- この記事の原文(英語)を読む
http://www.visionofhumanity.org/globalpeaceindex/2012-gpi-findings/ - □参考:2012 Global Peace Index
http://www.visionofhumanity.org/gpi-data/