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世界
2012.08.27

身近な町の福利を測る

(ニュー・エコノミクス財団より)

英国のニュー・エコノミクス財団(nef)は6月30日付けのリリースで、ボランティア組織・地域団体向けの簡易ハンドブック「Measuring well-being A guide for practitioners(福利を測る:実践者向けガイド)」について発表した。

nefは、過去数年間に大小の組織と協力し、Centre for Well-being(福利センター)とも協同するなか、小規模団体にとって必要なのは、多くの場合、福利を測るための既存のシンプルな手法であり、異なるプログラムや異なる人々でも例外なく応用可能なものであることが明らかになった。

今回のガイドでは、福利に関する調査の実施や、結果の解釈についての進め方が段階的に説明されている。英国の国家統計局が使用する四つの質問に加えて、SWEMWBS(the Short Warwick Edinburgh Mental Well-Being Scale:簡易版ワーウィック・エジンバラ心理的尺度)の九つの質問と人間同士の社会的信頼に関する一つの質問に回答することによって、福利について的確なイメージを描くことが推奨されている。

nefのコンサルティング用サイトでは、国・地域別の基準に従って、福利のデータを比較できるデータ比較計算機がダウンロード可能である。

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