2012.09.14
フランスのヨーロッパ・エコロジー=緑の党、「脱成長」と幸せへの動きを後押し
イメージ画像:photo by Parti socialiste. Some Rights Reserved.
http://www.flickr.com/photos/partisocialiste/7114065415/
(「成長を超えた生き方」プロジェクトより)
経済思想の変革の展開を追う「成長を超えた生き方(Life Beyond Growth)」プロジェクトの7月2日付けの記事によると、6月25日にフランスの「ルモンド」紙に掲載されたインタビューの中で、環境問題意識が高く有名なフランスの政治家、ジャン=ヴァンサン・プラセ氏は、所属政党(ヨーロッパ・エコロジー=緑の党)の成長についての立場を明確にしたという。この政党はフランソワ・オランド新政権で2つの大臣ポストを獲得しているとのこと。
(以下、インタビュー記事からの抜粋)
インタビュアー:ヨーロッパ・エコロジー=緑の党の「脱成長」についての立場はどういったものでしょうか。
ジャン=ヴァンサン・プラセ:私たちは、環境を汚染し、エネルギーをたくさん使う産業・集約農業・航空機と自動車による輸送からの脱成長を目指します。そして私たちが成長を目指しているとすれば、それは幸福の成長に向けたものです!
(インタビューここまで)
ジャン=ヴァンサン・プラセ氏は、エソンヌ県(パリ大都市圏の南に位置する)選出のフランス元老院議員で、フランス初の環境問題意識が高い議員によるグループの長を務めているとのこと。