共有コミュニティの到来
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(『Shareable』より)
オンライン誌の『Shareable』は11月28日付けのリリースで、共有型経済は成長の勢いを増し、世界各地に広がっていると述べた。また、共有への動きに共感する団体も現れ、教育、活動、コミュニティ形成、啓発を中心に、広い範囲で共有に向けた文化的なシフトを目指している。
近隣での共同組合から、世界規模の組織まで、さまざまな団体が、共有の主流化に取り組んでいる。こうした団体によると、共有は、新しいパラダイム、つまり、より民主的な社会の手段であり、目新しいものではなく、技術が再活性化する昔ながらの方法である。
例えば、Ouishareは、パリ、ロンドン、ベルリン、バルセロナ、ローマ、ブリュッセルに拠点を持つ、協調型経済の発展を目指す、起業家、市民、活動家、ジャーナリスト、設計者の国際的ネットワークである。共同創立者のアントニン・レオナルド氏は、「私にとって大切なのは、所有するよりも入手が容易かどうかではなく、人間なのだ。文化の変化である。人々は、表現し、自分自身の上司になり、新しい生活を始める素晴らしい機会を持っていることに気づき始めた」と述べながら、コミュニティが「すべて」と強調した。
また、レオナルド氏は、「異なる視点を持つ人々をつなぐことでのみ、持続可能な変化をもたらすことができる。共有とは、コミュニティ構築の素晴らしい機会である。共有をうまく機能させるためには、コミュニティを築かなければならない」と述べた。