ジャパン･フォー･サステナビリティ（JFS）ウェブサイトより

「数時間だけ、自分の時間を寄付する」、そんな形のボランティア活動を可能にするウェブサイトが日本にある。ソーシャル・ボランティア・プラットフォームのCollaVol（コラボル）だ。

ウェブサイトによると、CollaVolは「サポートしてくれる人を探している人たち」と、「ボランティアとして時間やスキルを提供したい人たち」とを結びつけるためのウェブサービスとのこと。ボランティアのタイプは、パソコンや携帯電話などでできるオンラインボランティア（データ入力、校正、翻訳など）と、現地での作業が必要な現地ボランティア（ゴミ拾い、イベントの運営サポートなど）の２種類に分けられている。

また一つ一つのボランティア作業をマイクロタスク（細切れ）にすることで、ボランティアへの参加を容易にしているという。

サイトでは、作業の種類（翻訳、ゴミ拾いなど）、作業時間の目安（３時間、５時間など）、必要なスキル、募集人数などの情報を閲覧することができる。またそのボランティア作業を金額に換算すると、幾ら相当の寄付をすることになるのかもわかるようになっている。

共同創立者の渡邉氏は「お金による支援でなく、人による直接的な支援の意義はとても大きいと考えています。お金は、集めて使ってしまったらそこで一旦終わりですが、人が直接的に関わることで、人同士のつながりが生まれます」とサイトのブログに記している。