世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > 米国メリーランド州、「真の進歩指標」開発

世界
2013.02.20

米国メリーランド州、「真の進歩指標」開発

(The Global Transition to a New Economyより)

The Global Transition to a New Economyの報告によると、米国メリーランド州は、開発活動が長期的な繁栄に与えるプラスとマイナスの影響を測るために、「真の進歩指標」(Genuine Progress Indicator:GPI)を開発した。国内総生産(GDP)や州内総生産(GSP)など従来の指標は、経済取引のみを考慮しており、私たちが買うものが環境や社会に与えるコスト、私たちの暮らし方が生活の質に与える影響を含まず、自然システムの多大な貢献も十分に感謝していない。

GPIは、自然・社会資本を衰退させる経済活動を認識することで、市民と政策立案者に、有意義な洞察を与えている。さらに、GPIは、経済活動だけでなく、持続可能な経済的福祉も測るように作られている。これを実現するために、GPIは、方法論として三つのシンプルな基本的原則を用いている。所得不均衡の考慮、GDPに含まれていない非市場の恩恵の盛り込み、環境の悪化と人間の健康への影響と余暇時間の減少などのマイナス面の識別と減少である。

GPIの開発者たちは、26の指標を識別し、検証可能なデータを追加した。

新着ニュース一覧

Page Top