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世界
2013.06.03

OECD「より良い暮らし指標」:日本は「安全」で高スコア、「ワーク・ライフ・バランス」は最低レベル

OECD「より良い暮らし指標」:日本は「安全」で高スコア、「ワーク・ライフ・バランス」は最低レベル

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(経済協力開発機構より)

経済協力開発機構(OECD)は5月28日、2013年版「より良い暮らし指標(Better Life Index)」を発表した。この指標は、2011年から公開されているもので、より良い暮らしに欠かせない11の分野(住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、市民参加意識、医療、生活の満足度、安全、ワーク・ライフ・バランス)について、36カ国のデータを見ることができる。

2013年の総合ランキングの1位はオーストラリア、2位はスウェーデン、日本は21位だった。

スコアの内訳を見ると国ごとの特色がわかるが、オーストラリアは「安全」(9.5点)、「市民参加意識」(9.4点)、「医療」(9.4点)のスコアが特に高い。スウェーデンは「環境」(9.7点)と「生活満足」(9.3点)のスコアが特に高かった。

日本は、「安全」(10点中9.9点)と「教育」(9.0点)で非常に優れている一方、ワーク・ライフ・バランス(4.1点)は最低レベルだった。

OECDは日本のワーク・ライフ・バランスについて、男性の一日の平均家事時間が59分とOECDの平均(131分)を大きく下回っていること、その一方で女性は一日平均269分と男性の4倍以上家事をしていることなどを紹介している。

なお、日本の各分野のスコアは以下の通り、住宅(4.5点)、収入(5.6点)、雇用(7.0点)、共同体(6.8点)、教育(9.0点)、環境(7.0点)、市民参加意識(5.1点)、医療(4.9点)、生活の満足度(4.1点)、安全(9.9点)、ワーク・ライフ・バランス(4.1点)

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