2013.06.20
生産性の鍵を握るのは、企業に対する従業員の信頼
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(Altus Q/RedBalloonより)
従業員エンゲージメントとは、従業員が組織を信頼し、意欲的に仕事に取り組むような組織への関わり方を指す。調査では、こうした環境が整っている職場では生産性も高いことが明らかになった。
この水準を高める鍵は、金銭的な投資を必要とするものばかりではなく、プロとしても個人としても従業員が力を発揮できる、そんな環境を作ることによって得られる集合的行動などが重要であるという。
例えば報告書では「文化は王様(culture is king)」と表現している。企業の文化にもっとも注意を払っているのは、従業員エンゲージメントがもっとも高い水準にある組織であり、この結果は3年間変わっていない。調査に参加した組織のほとんどが、企業の文化は業績を左右すると答えているものの、実際に企業の文化に対して十分に注意を払っているのはトップクラスの組織だけであった。
またこの報告書では、企業の文化を確かなものにするためのアドバイスとして、価値観を言葉に表して共有することなどを挙げている。