世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > インドの首都デリー、幸福度指数で上位も女性の安全保障度指数では下位

世界
2013.07.02

インドの首都デリー、幸福度指数で上位も女性の安全保障度指数では下位

インドの首都デリー、幸福度指数で上位も女性の安全保障度指数では下位

Image by Joe Athialy. Some Rights Reserved.
http://www.flickr.com/photos/joeathialy/4121941044/

(タタ・ストラテジック・マネジメント・グループより)

インド、ムンバイ発─インド最大手の経営コンサルタント企業、タタ・ストラテジック・マネジメント・グループ(TSMG)は3月5日、インド各地の幸福度指数(WBI: Well Being Index)と女性の安全保障度指数(FSI: Female SecurityIndex)2013年版を発表した。

それぞれ上位になったのは、WBIでは首都デリーとパンジャブ州、ハリヤナ州等の北部の州とケララ州やタミル・ナードゥ州等の南部の州、FSIでは南部の州とグジャラート州等の北東部の州であった。WBIとFSIの両方で上位10位以内に入ったのはタミル・ナードゥ州のみであった。首都デリーはFSIでは下位であった。

TSMGは、消費世帯の物質的幸福度を、住宅、台所、衛生、娯楽、通信、交通、教育、保健医療の8つの側面について地域毎に測定、格付けした。またインドでは国民の幸福度評価には女性の幸せの測定も不可欠だとし、インド社会での女性の安全を測るために、0~6歳児の男女比率、ダウリー(花嫁持参金)が原因の死亡者数、女性に対する暴力の発生件数等の社会的パラメーターを用いてFSIも測った。

同社教育・保健医療部門の実務トップ、K Raman氏は「WBIで上位でもFSIで下位にある地域があったことは、文化的・社会的内省の必要性を明示している」と指摘している。

新着ニュース一覧

Page Top