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世界
2013.07.18

グリーン分野への民間投資、6年間で4兆1,000億ドルを突破

グリーン分野への民間投資、6年間で4兆1,000億ドルを突破

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(エシカル・マーケット・メディアより)

社会・環境に配慮した経済活動に関連する情報を発信するエシカル・マーケット・メディア(Ethical Markets Media)は2013年3月4日に「グリーン・トランジション・ インフレクションポイント:2013年版グリーン・トランジション・スコアボード」(Green Transition Inflection Point: Green Transition Scoreboard 2013 Report)を発表した。グリーン分野への民間投資の調査結果で、2009年から毎年発表されている。

2013年版では再生可能エネルギー、環境に配慮した建築、省エネ、企業R&D、クリーンテックの5つの分野の投資動向を追っている。調査を開始した2007年から2012年4四半期時点までの間にグリーン経済に民間が投資した額は世界全体で4兆1,000億ドル超となった。

同期間における各分野への投資額の内訳は、再生可能エネルギーが約2兆3,000億ドル、環境に配慮した建築が約8,400億ドル、省エネが約5,300億ドル、企業R&Dが約2,500億ドル、クリーンテックが約2,200億ドルとなる。

日本については、東京電力福島第1原子力発電所がある福島に、1ギガワットの世界最大となる風力発電施設の建設計画が発表されたことに言及。また、環境関連のR&Dでは、トヨタと三菱などの自動車メーカーには最先端の技術があること、パナソニック、シャープ、NECなどの電機メーカーはグリーン製品に大きな潜在力があるとみなして多額の投資を行っていることに触れている。

民間投資額がこの6年間で4兆1,000億ドルを突破したことから、投資家や各国がグリーン分野の成長軌道に乗り、2020年までに10兆ドルを達するだろうと同報告書は述べている。

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