2013.07.22
セーブ・ザ・チルドレン「お母さんにやさしい国」のランキングを発表:日本は31位
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(セーブ・ザ・チルドレンより)
子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは5月7日「母の日レポート2013」を発表した。このレポートでは、妊産婦死亡の生涯リスク、5歳児未満の死亡率、公教育への予想在籍年数、一人当たり国民総所得(Gross national income per capita)、女性国会議員の割合について176カ国をランキングした「母親指標」を発表している。2013年版の母親指標の上位3カ国はフィンランド、スウェーデン、ノルウェーと北欧諸国が占め、日本は176カ国中31位だった。上位3カ国と日本の数値は以下の通り。
日本は、女性議員の割合が国会議員全体の11.3%と上位3カ国の4分の1程度とかなり低いことがわかる。5歳児未満の死亡率、公教育への予想在籍年数、一人当たり国民総所得については、いずれも上位3カ国よりもややスコアが悪い。妊産婦死亡の生涯リスクは13,100人に1人と1位のフィンランド(12,200人に1人)、3位のノルウェー(7,900人に1人)よりもリスクが低かった。