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2013.09.27

研究報告:「働いているとき、幸せですか?」

研究報告:「働いているとき、幸せですか?」

Image by Steve Jurvetson. Some Rights Reserved.
http://www.flickr.com/photos/jurvetson/2402737706/

(Centre for Economic Performanceより)

研究報告「Are you happy while you work? (働いているとき、幸せですか?)」では、個人がスマートフォンで幸福度を記録することができる、新しい情報源の「Mappiness」が活用されている。「Mappiness」には、2010年8月以降の英国の数万人による100万件以上の観察記録がある。

同研究では、無作為の時点の、瞬間に測定された個人の幸福度と、有償の労働体験の関係性が分析されている。また、人によって定まった識別不可能な違いを考慮した上で、経時的な幸福度の変化も研究されている。仕事が個人に与える影響は、ほかに行う活動と比較して定量化され、幸福とくつろぎ感という二つの側面から検討された。

有償の仕事は、個人が行うほかの39の活動よりも幸福度が低く、病気で寝込むことよりは幸福度が高いことが明らかになった。その人特有の影響など、ほかの要因を管理することで、関連性は弱まるが、順位は変わらず、仕事をしていない状況と比べると、幸福度は依然として7~8%低いことになる。

有償の仕事は、くつろぎ感にも、幸福度に対してと似ているが、やや大きなマイナス影響を及ぼす。だが、仕事中にいかにその人が本当に不幸または不安かは状況による。仕事中の幸福度は、働く場所(自宅、職場など)、仕事とほかの活動を兼ねているかどうか、独りか誰かと一緒か、日中や夜間など働く時間帯によって著しく異なる。

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