世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > 幸福度が最も高い国はデンマーク 2013年版世界幸福度報告

世界
2013.10.15

幸福度が最も高い国はデンマーク 2013年版世界幸福度報告

幸福度が最も高い国はデンマーク 2013年版世界幸福度報告

(持続可能な開発ソリューション・ネットワークより)

2013年9月、昨年に引き続き2回目となる『2013年版世界幸福度報告(World Happiness Report 2013)』が、国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」の支援を受けて刊行された。この報告書では、2010年から2012年までのデータが分析されている。

報告書によると、幸福度スコアが高かったのは、デンマーク(10点中7.693点)、ノルウェー(7.655点)、スイス(7.650点)、オランダ(7.512点)、スウェーデン(7.480点)の5カ国。最低スコアはアフリカのトーゴ(2.936点)であった。なお、米国は156カ国中17位(7.082点)、日本は43位(6.064点)だった。

報告書では「一人当たりGDP」「健康寿命」「頼ることができる人の存在」「人生の選択での自由度」「汚職のなさ」「寛大さ」という6つの要素によってスコアの大部分を説明できることが指摘されており、ランキングを示すグラフには、各国のスコアの他に、この6要素の内訳も示されている。

また2010年から2012年までのデータと、2005年から2007年までのデータとの比較では、(データが利用可能な130カ国のうち)60カ国で人々が自分で評価する幸福度が向上しているのに対し、悪化している国も41カ国あることが明らかになった。

なお副次的な効果として、幸福な人々は、より長生きで、生産的でよい収入を得ており、またよい市民であることが挙げられている。こうした副次的な効果のためにも幸福を向上させることが求められるという。

新着ニュース一覧

Page Top