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2013.11.08
ニューヨーク市内で最も幸せな場所はタイムズスクエア
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(ニューイングランド複雑系研究所より)
米国のニューイングランド複雑系研究所は2013年8月20日のプレスリリースで、同研究所の5人の研究者がツイッターを使って、ニューヨーク市内のエリアごとの人々の感情を分析したと発表した。
分析方法は、ツイッターから60万回以上のツイートを取得し、その中で感情を決定づける重要な単語や絵文字を分類して各ツイートの心的状態を検証するというもの。位置や時間の情報を伴う正確なデータを用いることによって、いつ、どのエリアで、どういった感情が多く見られるのかがこれまでになく細かく分析できるようになったという。
その結果、感情には明らかに変動パターンがあることが分かった。一般的にセントラルパークやニューヨーク植物園などの公共公園やタイムズスクエア近辺では幸せな気持ちが最も多く、主要駅や空港などの交通拠点周辺では不幸な気持ちが多く見られた。
時間帯別では、人々の気分は深夜に最も高まり、午前9時から12時までの間は落ち込むことがわかった。また、1週間の中でも変動が見られ、週末は平日よりも前向きなツイートが多く投稿されているという。
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http://www.necsi.edu/research/social/newyork/