世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > スモールネスの経済:経済取引を人と人との愛情あふれる交流に

世界
2013.12.19

スモールネスの経済:経済取引を人と人との愛情あふれる交流に

スモールネスの経済:経済取引を人と人との愛情あふれる交流に

(Yes! Magazineより)

米国で地域貢献ビジネスの先駆けとなった女性起業家ジュディ・ウィックスの回想録『仮邦題:グッドモーニング、ビューティフルビジネス』(Good Morning, Beautiful Business)が2013年3月に出版され、話題となっています。この本について米国のYes! Magazineに掲載された記事の一部を紹介します。

(ここから記事の紹介)
ジュディ・ウィックスはフィラデルフィア西部で「ホワイト・ドッグ・カフェ」の開店以来、ベットルームにあるメッセージを掲げていました。創造力と思いやりを与えれば可能なビジネスのあり方を毎日思い起すためにです。それから20数年後、つつましい店から始めた彼女のビジネスは社会的責任の果たす企業の模範となり、ウィックは"現在進行形の"地域経済運動の国民的リーダーとなっていました。

そのメッセージ「グッドモーニング、ビューティフルビジネス」が回想録の題名となっています。彼女は大半の米国人よりも先に、「農場から食卓へ」の話を耳にして、食材を地元の農場から材料を仕入れ、工場農業の記事を目にすると早速レストランの仕入れ先を家畜を慈しむ畜産農家に変えました。その後、家畜を慈しむ畜産農家のネットワーク「フェアフード」を設立しました。

ウィックは協働し、投資し合い、人と地球と利益を要にする独立企業と非集約農場からなる「smallness(小さい規模)を基にした新たな経済」を心に描いています。「私たちは、世界のあらゆる人々の基本的ニーズを提供し、人の尺度でお互いに結びつく生きた地域経済の地球規模のシステムを作ろうと懸命になっています」とウィックは書いています。「簡単に言うと、私たちは幸福を信じているのです」

新着ニュース一覧

Page Top