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世界
2014.03.03

世界規模で繁栄度は上昇、米国と英国では経済が後退

世界規模で繁栄度は上昇、米国と英国では経済が後退

Legatum Prosperity Index
http://www.prosperity.com/

(レガタム研究所より)

英国のシンクタンク、レガタム研究所は2013年10月に「レガタム繁栄指数(Legatum Prosperity Index)」を発表しました。この指数は142カ国を対象に、「経済」「教育」「起業家精神・機会」「統治」「健康」「個人の自由」「安全・治安」「社会資本」の8項目で評価し、ランク付けしています。

ノルウェーは5年連続で総合ランキング首位となり、上位10カ国にスイス(2位)、カナダ(3位)、スウェーデン(4位)、ニュージーランド(5位)、デンマーク(6位)などが入りました。

同研究所のジェフリー・ゲドミン所長兼最高経営責任者(CEO)は、「レガタム繁栄指数の開始以降、富や幸福度が改善している多くの国で人々の繁栄度が継続的に高まっている。だが、満足するわけにはいかない。中東とアフリカ諸国の一部では、戦争、統治、個人の自由の問題が重くのしかかっている。先進国も例外ではなく、米国と英国は近年、順位が落ち込んでいる」と述べています。(米国は11位、英国は16位)

日本は21位(前年は22位)で、項目別では「経済」が5位、「健康」が6位と評価が高い一方、「個人の自由」は48位と低くなっています。

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