コラボレーティブ経済に関する第2回OuiShare Fest会議、5月にパリで開催
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(OuiShare Fest 2014より)
2014年5月5~7日、フランスのパリでコラボレーティブ経済に関する世界最大のイベント、第2回OuiShare Festが開催されました。今年のテーマは「コミュニティの時代」で、多数の思想指導者、起業家、NPOや企業のリーダー、草の根活動家、官僚が集まりました。
従来の会議とは異なり、プログラムの内容は、公募された150件超の提案をもとに、OuiShareの団体と共同で創造されます。基調講演はレイチェル・ボッツマン氏(Collaborative Consumption)、マイケル・ボーウェンズ氏(P2P Foundation)、リサ・ガンスキー氏(Meshlabs)によって行われました。ワークショップと芸術的出し物、共有経済、コワーキング、ピアプロダクションとメーカームーブメント、共有モビリティと観光、ピアツーピアの融資、教育のオープン化、シェアラブルシティなど多数のトピックについて参加型で試行的な形式もあります。
OuiShareの共同設立者で、OuiShare Fest 2014の共同議長のベンジャミン・ティンク(Benjamin Tincq)氏は、「OuiShareは組織内で、いつでも試みを行っています。だから、私たちはこのイベントへのコミュニティの関与のレベルを上げたのです。私たちはコラボレーティブ経済の構築、そして社会全体の再生において、コミュニティが果たす役割を探りたいのです」と述べました。