2014.06.21
レジリエンス思考に欠かせない7つの原則とは
Applying resilience thinking
http://www.stockholmresilience.org/21/research/research-news/4-22-2014-applying-resilience-thinking.html
レジリエンスを重視した社会・生態システムのガバナンス研究で知られる、ストックホルム・レジリエンス・センターが、「レジリエンス思考を適用する――社会・生態システムにおけるレジリエンス構築のための7つの原則」(原題:Applying resilience thinking - Seven principles for building resilience in social-ecological systems」と題する文献を発表しました。
これは、前回発表されたレジリエンスと社会・生態システムにともなう思考の入門書「レジリエンスとは何か」(原題:What is resilience?)に続くもので、今 回はレジリエンス思考を適用する際に考慮すべき原則を説明しています。
その原則とは、1)多様性と冗長性の維持、2)関連性の管理、3)緩やかに変化する変数とフィードバックの管理、4)複雑で適応型のシステム思考の育成、5)学びの奨励、6)参加の拡大、7)多元的な統治システムの促進、となっています。