体に良い食品は地球にとってサステナブル
Copyright Fondazione Barilla Center for Food & Nutrition.
http://www.barillacfn.com/en/bcfn4you/la-doppia-piramide/
(Barilla Center for Food & Nutritionより)
食品と栄養について情報提供するバリラセンター(Barilla Center for Food & Nutrition)は、食品の栄養面と環境への影響を比較するツールとして、「食品」と「環境」という二つのピラミッドモデルを作成しました。
従来の「食品ピラミッド」にある食品の影響について研究・測定し、ピラミッドを逆さまにした逆三角形型の「環境ピラミッド」を作りました。「環境ピラミッド」では最下位の食品が環境におよぼす影響は最も少なくなります。「食品ピラミッド」と「環境ピラミッド」という二つのピラミッドを並べて見ることで、摂取が勧められる食品は環境への影響も小さいことが明らかになります。
「食品ピラミッド」は底辺の「果物、野菜」から「パン、パスタ、米、ジャガイモ、豆類」「オリーブ油」「牛乳、ヨーグルト」「チーズ、卵、鶏肉、豚肉、魚、クッキー」、そして頂点の「スウィーツ、牛肉」の順で推奨される摂取量が減少します。一方、逆三角形型の「環境ピラミッド」では、最下位の「果物、じゃがいも、野菜」から「パン、牛乳、パスタ、米、クッキー」「豆類、スウィーツ、ヨーグルト、卵」「オリーブ油、豚肉、鶏肉」「魚、チーズ」「牛肉」の順で環境への影響が大きくなります。
なお20歳以下の成長期で重要性が異なる食品があるため、成人向けと成長期の子ども向けについて、それぞれ「食品ピラミッド」と「環境ピラミッド」が作成されています。