2016.03.20
イケア、ぬいぐるみで1,200万人の子どもたちの夢を手助け
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(イケア・ファンデーションより)
2016年1月15日、イケア・ファンデーションは、13年間にわたるイケア、セーブ・ザ・チルドレン、ユニセフの協力により、1,200万人以上のアフリカ、アジア、ヨーロッパの子どもたちが、よりよい教育を受けることができるようになったと発表しました。
2003年以来、イケアの店舗で行なわれていた11月・12月の「ソフトトイで教育の機会を」キャンペーン期間に、販売したぬいぐるみ一つにつき1ユーロが寄付にまわされました。これにより、13年間で合計で約110億円の寄付を行なうことができたのです。
寄付金は児童保護と学校のために使用されました。つまり先生たちに、十分な訓練を積んでもらい、すべての子どもたち――女の子、男の子、少数民族の子どもたち、特別な支援が必要な子どもたち――が授業に参加できるようにしたのです。たとえば、9歳のナミアは、フィリピンのミンダナオ島出身で、独自の言語を持つ少数民族マギンダナオ族の一員です。このキャンペーンの資金提供を受けたセーブ・ザ・チルドレンのプロジェクトにより、現在、ナミアにはマギンダナオ語を話すことができる先生がいます。
イケア・ファンデーションのCEOペール・ヘッゲネス氏は、「教育は最も確実な、貧困から抜け出す方法です。すべての子どもたちには教育を受ける権利がありますが、まだ多くの子どもたちが取り残されたままです」と述べています。