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2018.07.22

クレディ・スイスのグローバル最高投資責任者が、ユニバーサル・ベーシックインカムを支持

クレディ・スイスのグローバル最高投資責任者が、ユニバーサル・ベーシックインカムを支持

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https://en.wikipedia.org/wiki/File:Sanbot_robot_production_lines.jpg

(ベーシックインカム世界ネットワークより)

ベーシックインカム世界ネットワークは2018年1月4日付の記事で、スイス第二の大手銀行クレディ・スイスのグローバル最高投資責任者(CIO)マイケル・ストロバーク氏が応じた社内報のインタビューを紹介しています。記事によるとストロバーク氏は、「技術の発展やオートメーション化、ロボット化によって職を失う何百万人の生活を救済することは不可欠であり、何らかのユニバーサル・ベーシックインカムを通じて救済すべきだ」と発言したとのことです。

同氏はユニバーサル・ベーシックインカムについて詳細は述べなかったものの、将来的な失業にとって必要なものと明言しています。しかし、こうした将来的な失業の可能性とオートメーション化との関連はまだ立証されていません。

誰がユニバーサル・ベーシックインカムを支払うか、という質問に対して同氏は、「納税者です。ビル・ゲイツは所得税やオートメーション化で失われる社会保障負担に代わるものとしてロボット税を提案しました。私たちの社会はこの問いに対する答えを見つけなくてはなりません」と答えています。また最大の課題は、賃金労働がほとんど消失した際に人が取る行動の可能性であるとし、「労働を取り巻く世界の構造は、個人的で自己選択的な構造に変わる必要があります。物質的な保障を得れば、人々は高齢者や子供のケアができるようになるでしょう」と述べました。しかし記事には、この発言や大家族の推奨、人口減少と社会保障システムの低下への懸念といった同氏の主張は、インタビュー中で擁護している仕事中心の論理と矛盾するように見えると書かれています。

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