世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > 商機あり!:RE100加盟企業は同業他社よりどれほど有利か

世界
2018.11.02

商機あり!:RE100加盟企業は同業他社よりどれほど有利か

商機あり!:RE100加盟企業は同業他社よりどれほど有利か

MAKING BUSINESS SENSE: HOW RE100 COMPANIES HAVE AN EDGE ON THEIR PEERS
https://www.theclimategroup.org/news/making-business-sense-how-re100-companies-have-edge-their-peers

(クライメット・グループより)

国際環境NGOクライメット・グループは、2018年9月25日、「RE100(企業の100%再生可能エネルギー調達を推進する国際ビジネスイニシアティブ)に加盟している企業は、同業他社より利益を上げている」との報告書を発表し、企業の成長戦略の中心にサステナビリティを据えるビジネスを強調しています。

RE100が行った調査は、キャップジェミニ・インベントと共同で行われたもので、2016年から2017年の3,500企業のデータを利用しています。この調査によると、100%再生可能エネルギー調達を方針としているRE100の加盟企業は、加盟していない企業に比べ、企業収益の評価で重要とされる2つの財務指標:純利益とEBIT(支払金利前税引前利益)で一貫して良い結果を挙げていることがわかりました。

この差は大きく(最大7.7ポイント)、すべての部門にあてはまり、なかでも顕著な部門は、IT部門、電気通信部門、建設部門、不動産部門などです。

再生可能エネルギーへの転換は、それがどの段階にあっても、業界内での変化に対する強力な「てこ」の役目を果たします。融資に対する新たな機会が開かれ、構造的な組織変革につながり、その影響は、エネルギー調達だけにとどまりません。こうした好機を利用する企業は、部門内の主導的立場であることもはっきりと示されています。より多くの企業がそれらの主導に続き、100%再生可能な電力転換をめざすべきとしています。

新着ニュース一覧

Page Top