スターバックス、ベジタリアンやヴィーガンも楽しめるメニューを世界展開
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いよいよホリデーシーズン。スターバックスは国・地域限定で、ヴィーガンも楽しめる植物由来の材料を使用したホットドリンクの販売を開始しました。ほかにも世界各地でベジタリアン/ヴィーガン・メニューを展開させつつあります。
ヨーロッパと中東、アフリカの店舗で、2020年11月にヴィーガンにもうれしい季節メニューとして加えられたのが「ジンジャーブレッド ラテ」と「トフィー ナッツ ラテ」。動物由来のミルクやホイップクリームのほかに、代替ミルクや大豆ホイップクリームを選ぶことができ、ヴィーガンもそうでない人も一緒に同じドリンクを楽しむことができます。
米国では2020年7月、米インポッシブル・フーズ社の代替肉を使用した「インポッシブル ブレックファースト サンドウィッチ」の販売が開始されました。このパティは、大豆たんぱく質製品やひまわり油、ココナッツミルクなど植物由来の材料で作られていて、ベジタリアン向けとなっています。
香港の店舗でも、アジアで初めて同社の代替肉を使用した「メイズ インポッシブル サンドウィッチ」が、従来のサンドウィッチと並んですでに販売されていて、定番メニューになるかもしれません。
これらのサンドウィッチは動物由来のチーズや卵が使われていますが、すべて植物由来の材料で作られたヴィーガン向けのメニューの試験的な販売が、米国の1店舗で始まっているとのこと。今後の展開を追っていきたいと思います。
(佐々 とも)