世界で最も持続可能な企業100社 日本からは3社がランクイン
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持続可能性に関する雑誌の出版やリサーチを行うコーポレート・ナイツ社は2022年1月19日、企業の持続可能性に関する業績のランキング『The 2022 Global 100(世界で最も持続可能な企業100社)』を発表しました。
2022年版の1位はデンマークのヴェスタス(風力発電機メーカー)、2位も同国のクリスチャン・ハンセン(バイオサイエンス企業)、3位は米国のオートデスク(ソフトウェア開発企業)でした。
日本からは、積水化学工業(22位)、エーザイ(32位)、コニカミノルタ(53位)がランキングに入りました。企業数は2019年の8社から2020年は6社、2021年には5社、2022年は3社と3年連続で減少しましたが、3社とも前年に続いてのランクインです。
地域別では欧州が41社と1番多く、次に39社の米州、そして中国6社(うち2社は香港)を含むアジア・大洋州(20社)の順でした。
対象となったのは2020年の収益が10億ドル以上の上場企業約7,000社。エネルギー生産性、水生産性、税納付率、役員・平均社員報酬比、人種やジェンダーの多様性など、23のKPI(重要業績評価指標)を用いて評価し、上位100社をランキングしました。
今回は特に各企業が脱炭素化について有言実行しているかを重視し、総合評価の50%をクリーン収益率とクリーン投資率にあてるという重み付けがされました。また武器製造や気候変動政策の妨害など「危険な活動」をしている企業も除外されています。
(たんげ ようこ)
- The 2022 Global100について詳しくはこちら(英語)
https://www.corporateknights.com/rankings/global-100-rankings/2022-global-100-rankings/