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現在、日本を含め世界中で「幸福度など経済成長以外のものを指標として求める動き」などが起こっています。さまざまな意味で「このままではだめだ」「何か違う」という思いがわき起こっている時代なのでしょう。
本書はそういった問題意識をもとに、そもそもの「経済成長」の歴史的背景や経済成長を考え直す代替的な枠組みや指標、これから時代の見通しなどについて、この分野の世界的な第一人者であるアラン・アトキソンによるレポートをお伝えし、最後に、今後日本や世界がどこへ向かっていくべきかを考える上で重要だと思われるいくつかの問題提起をしています。
「何が何でも経済成長を」という経済成長至上主義から脱却し、経済成長の実態や構造、そこから生み出されているものについて、じっくり考え、代替案を考えていくために本書が少しでもお役に立てることを願っています。