(終了しました)【エダヒロの登壇情報】3月20日(木)パタゴニアのシンポジウムでモデレーターを務めます@丸の内
※観覧のお申し込み状況など、最新の情報につきましてはイベントの窓口へお問い合わせください
パタゴニア環境キャンペーン
「レスポンシブル・エコノミー(責任ある経済)」シンポジウム
アパレル産業の環境・社会インパクト低減に向けたパートナーシップ
(以下、パタゴニアのご案内より)
2013年秋からパタゴニアが展開するキャンペーン「レスポンシブル・エコノミー(責任ある経済)」は、「繁栄とは成長と消費の拡大に基づいた経済のことである」という前提に疑問を投げかけ、地域が栄え、有意義な仕事を生み出し、地球が補充できる分だけを自然界から減じて使う、より責任ある経済とはどのようなものかを2年間かけて検証していくものです。
パタゴニアは次の段階、つまりより責任ある経済へ自らを導くために、モノを作る会社であるパタゴニアで何ができるかを問いかけます。私たちが目指すのは、とどまることを知らない消費者主義に依存しない経済です。地球に有害となる方法を止め、より効率の良い新たな手段に代え、すでに機能している昔ながらのやり方に戻す経済です。
本シンポジウムではパタゴニアが参加する、アパレル産業において環境的/社会的インパクトの低減に取り組む各ネットワークのメンバーやパートナーとなっている日本企業からゲストをお招きし、産業レベルでのパートナーシップの在り方、事例を紹介するとともに、その可能性と課題について議論します。
開催概要
○ 日時:2014年3月20日(木) 18:00 受付開始 / 18:30 開演 / 20:30 終了
○ 会場:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10F
「エコッツエリア」 www.ecozzeria.jp
○ 定員:70名
○ 参加費無料
プログラム内容
スピーカー企業各社および各社が参加している環境・社会へのインパクトを低減するためにアパレル産業がグローバルに協働しているイニシアティブについてご紹介するとともに、産業レベルでのパートナーシップによる社会・環境問題への取り組みのベネフィット、今後の可能性、課題について議論します。
ゲストスピーカー
● 帝人フロンティア株式会社(サスティナブル・アパレル・コーリション/メンバー)
繊維素材統括部 宮武龍大郎氏
● 興和株式会社/テネリータ(テキスタイル・エクスチェンジ/メンバー)
開発生産部品質管理課/ Textile Exchange 理事 稲垣貢哉氏
● YKK 株式会社(ブルーサイン・スタンダード/パートナー)
CSR推進グループ 河西克哉氏
● パタゴニア日本支社長 辻井隆行氏
モデレーター : 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)
お申込み・お問い合わせ: パタゴニア 東京・丸の内
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F
TEL.03-3214-2101
★シンポジウムのチラシはこちらをご覧ください
<ゲスト企業・参加パートナーシップのご紹介>
帝人フロンティア株式会社
2012年10月にNI帝人商事(株)と帝人ファイバー(株)アパレル事業が統合して発足し、素材から製品までの一貫したサプライチェーン展開。長年、パタゴニアに環境に配慮した最先端素材を供給しているサプライヤーであり、コモンスレッズ・パートナーシップにおけるフリースおよびキャプリーンのリサイクル・パートナーです。ポリエステルのケミカルルサイクル技術をベースにした循環型リサイクルシステムで環境負荷低減を推進しています。
サスティナブル・アパレル・コーリション
アパレル産業全体として環境に不必要な悪影響を与えず、コミュニティに肯定的な変化をもたらすことを目標に、世界全体の売上の1/3に相当するアパレル、フットウェアのブランド企業、サプライヤー、NGO、米国環境保護庁などが結成したグループとして、環境的/社会的影響のインデックス開発に取り組んでいます。2009年秋、ウォルマート社幹部とパタゴニア創業者の名前で14社のCEO宛に招請状を送付しスタート。
興和株式会社/テネリータ
明治27年に綿布問屋として創業し、現在は繊維にとどまらず、医薬品や電機工学機器の製造、販売まで行う複合企業です。その一員としてオーガニックコットンを含む天然素材のタオル、ウエア、寝具、ベビーウエアなどの企画・製造・販売を行う事業が「tenerita(テネリータ)」。ソーシャルプロダクツ・アワード2014においてソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。
テキスタイル・エクスチェンジ
農場や原料サプライヤー、ブランド、小売業者、さらに消費者までアパレル産業のバリューチェーン全体にわたって持続可能な慣行を拡大することを目的とする非営利会員制組織として2002年に結成され、有機農業の社会的/環境的利点を学び、新しいビジネスモデルやツールの開拓、消費者の啓蒙活動を行っています。パタゴニアは創設メンバーの1社。
YKK株式会社
YKKグループは、企業精神である『善の巡環』と、経営理念である『更なるCORPORATE VALUEを求めて』のもと、中核事業であるファスニング事業とAP事業を世界71ヵ国/地域で展開しています。環境活動においても国ごとの環境関連法への対応を確実にするためのコンプライアンス体制の構築、エネルギー改革の推進、資源の有効利用等、環境負荷の低減に取り組んでいます。
ブルーサイン・スタンダード
スイスに本拠を置くブルーサイン・テクノロジーズは、テキスタイル産業のサプライチェーンにおける資源の生産性、消費者の安全性、排水、大気放出、職場環境の主要5項目について監査を行い、パートナー企業に対して継続した長期的な環境改善の実現を支援。パタゴニアはサプライヤーの協力のもと2015年までにはパタゴニア製品に使われる生地すべてがブルーサイン認証済みになることを目指しています。