【音声講座受付中】第108回「幸せと経済と社会について考える読書会」 『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』を読む
【第108回】
日 時:2021年4月27日(火)
課題書:『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』(著:小川さやか)
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。
いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
「アリとキリギリス」の寓話の「今を楽しんでいちゃだめだよ、将来のための蓄えに力を尽くさないと大変なことになるよ」というメッセージにうなづく人は多いでしょう。子ども時代のお受験から、「人生100年時代の貯蓄術」まで、ひたすら「将来のため」に、「今」を犠牲にしてでも力を尽くす、というのが、私たちの多くにとって「普通で健全な考え方」です。私たちの経済も社会も、そのように形作られているとも言えるでしょう。
でも、「世界に目を向ければ、そうした成果主義、資本主義とは異なる価値観で、人びとが豊かに生きている社会や経済がたくさんあることに気づく。「貧しさ」がないアマゾンの先住民、気軽に仕事を転々とするアフリカ都市民、海賊行為が切り開く新しい経済・社会......。」(本書の紹介文より)
今回は、サントリー学芸賞受賞の気鋭の文化人類学者が書いた、「その日暮らし、Living for Today」を人類学的に追究し、働き方、人とのつながり、時間の価値を含めたわたしたちの生き方、経済、社会のしくみを問い直す書籍を取り上げます。
新書なので読みやすいと思います。ちょっといつもとは違う角度から、経済や社会のしくみを考えてみませんか。一緒に議論できることを楽しみにしています。
枝廣淳子
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)
※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました
読書会参加者にいただいたコメント
■将来のビジョンを持つということもとても大切に思っていますが、それに固執するのではなく、楽しくビジョンを描きつつも、現実を楽しく生きる、色々試して変化を楽しんでいきたいと思いました。
■人類学は面白い なんでもありなんだなぁと思いました。
■「仕事は仕事」の考えと「その日その日を生きる」と下からのグローバル化
お申し込みについて
■受講料
3,300円(税込)
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。
受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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【備考】
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お問い合わせ
幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
Tel: 03-5846-9841 Fax: 03-5846-9665
E-mail: Inquiry@ishes.org