【音声講座受付中】第110回「幸せと経済と社会について考える読書会」 『「利他」とは何か』を読む
【第110回】
日 時:2021年6月28日(月)
課題書:『「利他」とは何か』(伊藤 亜紗 (編), 中島 岳志 (著), 若松 英輔 (著), 國分 功一郎 (著), 磯崎 憲一郎 (著))
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。
いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
今月は、『「利他」とは何か』を課題書に取り上げます。
「情けは人のためならず」――利他とは利己なのでしょうか? 利己ではない、本当の利他とは? 「利」とは? 「他」とはだれのことなのでしょうか?
本書では5つの異なる分野の研究者がそれぞれの視点から「利他」について述べています。今回は第3章までを取り上げながら、「利他」のさまざまな側面や、危険性についても考えていきます。経済や社会を考える上でのキーワードである「贈与」や「互酬性」の議論にも発展していきます。
後半は、本書を離れ、幸せ研としての議論も展開していく予定です。稲盛和夫氏が「経営において、利他の心を判断基準にしている」ことはよく知られています。企業経営と利他とはどのように両立するのでしょうか? 昨今のCSRやSDGs、ステークホルダー資本主義などを、「利他」という視点から考えてみるのは本邦初の取り組みかも!
どんな議論になるのか、私も楽しみです!
枝廣淳子
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)
※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました
読書会参加者にいただいたコメント
■利他と支配・自己変化など、考えさせられることが多かったです。
■企業活動やカーボンニュートラルのような取組に「利他」を入れ込むのか、改めて自分の課題になりました。利他の大原則を学び、そこから更に疑問や課題が出現しています。
■利他というと、相手に主眼をおかれがちですが、自分が変わるということを楽しむ余白をもちたいと思います。
お申し込みについて
■受講料
3,300円(税込)
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。
受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
-----------------------------------------------
件名:第○回読書会の音声受講を申込みます
お名前:
メールアドレス:
お電話番号:
※学生受講の有無
-----------------------------------------------
【備考】
※お申し込み後、一週間たちましても返信が届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、ご一報いただきますようお願い申し上げます。
これまで開催した読書会
こちらをご覧ください
お問い合わせ
幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
Tel: 03-5846-9841 Fax: 03-5846-9665
E-mail: Inquiry@ishes.org