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2022.10.24
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【音声講座受付中】第126回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会

『時間についての十二章』を読む

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 【第126回】
 日 時:2022年10月25日(火)  
    課題書:『時間についての十二章』(著:内山節)


     


10月は、『時間についての十二章』(内山節著)を課題書に取り上げます。

永遠のテーマ、「時間」。私は大学の卒業論文で「時間」をテーマに取り上げるなど、ずっと「時間」というものに関心を寄せ、考え続けてきました。その私にとって、本書は「マーカーだらけ」の1冊です。

著者は本書の中で、次のように述べています。

―――ここから、引用――――

人間の存在のなかに流れている時間とは何か、それはいかに変容してきたのか。自然の存在とともにある時間とは何か。現代社会における時間とは何か.それらのことがわからないのに、どうして私たちは人間や自然、社会についての議論を深めることができようか。

――引用ここまで――――

「里山の時間」、「関係的時間と客観的時間」、「近代社会の時間」、「非構造の時間」など全12章のさまざまな時間の存在について、哲学者の内山節氏が現代文明に提起する課題と、それらを整理する枠組みとは?

本書を読み込めば、どうして孤独な人が増えているのか、自然破壊が止まらないのか、その「構造」が見えてきます。そしてそこからの脱出法として内山さんが示してくれているものを、どうやって現実化できるか、小さくても試して実験していけないか、すでにそんな取り組みがあるのではないか、といった議論を繰り広げたいと思います。

毎日がせわしなく追い立てられるように過ぎていくのはなぜか。それもわかってきます。せわしい毎日のなかでも、いえ、毎日がせわしいからこそ、一緒に問題の構造を理解し、どうすればよいのか、じっくりと議論して考えを深めませんか。

枝廣淳子


講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)


※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました

読書会参加者にいただいたコメント 

■いつの間にか時計の時間が絶対だと思っていたが、時間の多様性に考えさせられた

■市民レベルでは成長はもういらないという声は強くなっているのに、それを阻む構造とは何だろう。環境問題の解決には脱成長へと舵を切ることが一番だと誰でも判るのにそれができない。

■ライフスタイルや仕事、価値観などが異なる参加者と同じ書籍の内容について議論することで、いろんな受け止め方や解釈があることを実感でき、そこに毎回面白さを感じます。

お申し込みについて

■受講料

3,300円(税込)

■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)

※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。

■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。

受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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