【音声講座受付中】第127回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会
『これからの幸福について』を読む
【第127回】
日 時:2022年11月28日(月)
課題書:『これからの幸せについて』(著:内田由紀子)
11月は、『これからの幸福についてー文化的幸福観のすすめ』(内田由紀子著)を課題書に取り上げます。
「幸福度」の国際ランキングなどを見ると、日本はあまり高い位置にいません。日本は不幸な国なのでしょうか?
欧米中心に形成されてきた幸福度研究の枠組みで、日本や他の文化を同じように評価し、比較して良いのでしょうか?
この本は、幸福とは何か、幸福度の測定とはどのように行われているのか、幸福度とお金や健康など、"幸せを左右する要因"と考えられるものとの連関はどうなっているのかなど、幸福度研究の概要を押さえるためにも役に立ちます。
そして、幸福は個人が感じるものでありながら、何を幸福と感じるかは実はその人が生きる時代や文化の精神、価値観、地理的な特徴を反映しているとしたら、「文化的幸福観」を考えるべきではないか、と著者は問います。それはどのようなものなのでしょうか? その枠組みで見たとき、国際的に比較されたときの日本人の"幸福度の低さ"は何を意味しているのでしょうか?
150ページぐらいの読みやすい書籍ですが、役に立つ中身、思考の糧がいっぱい詰まっています。是非一緒に読んで、みんなで考えてみませんか。幸せ研の久しぶりの「幸せ系」の課題書です。
枝廣淳子
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)
※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました
読書会参加者にいただいたコメント
■欧米と日本における幸福感の捉え方の違い。また、国際比較調査(ランキング)において、文化や幸福の捉え方の国民性の違いなどが反映されないまま、同じ尺度で単純に国際比較がなされていること。
■獲得するという幸福感と協調という幸福感の違いは納得感があった。
お申し込みについて
■受講料
3,300円(税込)
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。
受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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※学生受講(社会人学生を除く)の有無
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【備考】
※お申し込み後、一週間たちましても返信が届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、ご一報いただきますようお願い申し上げます。
これまで開催した読書会
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お問い合わせ
幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
Tel: 03-5846-9841 Fax: 03-5846-9665
E-mail: Inquiry@ishes.org
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