【音声受講受付中】第137回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会
『資本主義の次に来る世界』を読む ≪問題編≫
【第137回】
日 時:2023年9月14日(木)
課題書:『資本主義の次に来る世界』
(著:ジェイソン・ヒッケル)
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
9月は、ジェイソン・ヒッケル氏の『資本主義の次に来る世界』 を課題書に取り上げます。
統計や研究をもとに、成長を追い求める「資本主義」がもたらしたさまざま危機や問題について解説したあと、経済人類学者が描く、人類や地球に不幸や破滅をもたらさない「成長に依存しないシステム」について紹介します。
いま起きている危機は、相互に関連する複数のシステムの崩壊によってもたらされており、単体の問題ではなくより深刻であり、私たち人間はそのシステムに依存して生活している状況です。いま何が起きているのかを理解して、これからどうすればよいのかヒントを与えてくれる1冊と思います。
最近ヨーロッパを中心に、「脱成長」や「定常経済」について議論が盛んになってきています。日本にはまだほとんど情報が届いていないですが、重要な動向なので、ぜひ一緒にじっくりと考えてみませんか。
枝廣淳子
続編として、10月25日に「解決編」を主に取り上げます。
10月25日開催:『資本主義の次に来る世界』を読む~解決編~
お申込みサイト
https://www.ishes.org/news/2023/inws_id003455.html
(※問題編の音声受講と、解決編のお申込みは別となりますのでご注意ください。ご確認のうえ、お申込みいただけますようお願いいたします)
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)
※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました
読書会参加者にいただいたコメント
■読書会というものに初めて参加しましたが、面白かったです。枝廣さんの視点、参加者の方々の視点など、複数の視点から物事を眺めることで、対象の解像度が一歩高まることを実感しました。
■二元論と資本主義台頭の関係、ペスト以降囲い込みまでの150年にわたる農民の幸福、農地と生態系の回復。さらにそれ以降現代までの強固な二元論的思想の影響が、我々の生存基盤までも搾取していることが枝廣さんの解説で鮮明に立ち上がって、驚きました。
■近代化の歴史上、私自身、肯定的にしか捉えていなかった多くの哲学者(デカルトやベーコン)が、本書を読むと、否定的な役割(=成長至上主義を後押ししたという趣旨で)も果たしてきたのだということが、とても驚くべき発見でした。
お申し込みについて
■受講料
2,200円(税込) ※2023年開催分より価格を改定しました
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。
受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
-----------------------------------------------
件名:第○回読書会の音声受講を申込みます
お名前:
メールアドレス:
お電話番号:
※学生受講(社会人学生を除く)の有無
-----------------------------------------------
【備考】
※お申し込み後、一週間たちましても返信が届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、ご一報いただきますようお願い申し上げます。
これまで開催した読書会一覧
こちらをご覧ください
お問い合わせ
幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
E-mail: Inquiry@ishes.org
※スタッフの時差通勤・在宅ワークを推奨しているため、
平日もオフィス不在となる場合がございます。
メールでのお問い合わせは順次対応させていただいておりますので、
何卒ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。