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2024.07.19
定例読書会
音声講座

【音声受講受付中】第147回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会

『レジリエンスの時代』を読む 

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【第147回】
 日 時:2024年7月18日(木) 
 課題書:『レジリエンスの時代』(著:ジェレミー・リフキン
 


 

本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。

ご希望の際は事務局までお申し込みください。


7月は、ジェレミー・リフキン氏の『レジリエンスの時代 再野生化する地球で、人類が生き抜くための大転換』を、課題書に取り上げます。

本書の冒頭、リフキン氏はこう述べます。

―――

ウイルスが次々に現れる。 気候は温暖化を続ける。 そして、地球は刻々と再野生化している(訳注:本書で著者は「再野生化」という言業を、主に、「人間の制御が及ばなくなり、猛威を振るう」といった意味で使っている)。

 私たちは長い間、自然界をヒトという種に無理やり適応させることができると考えてきた。 それが今や、ヒトのほうが、予測不可能な自然界に適応せざるをえないという、不名脊な運命に直面している。  周囲で起こっている大混乱に対して、私たちはなす術もない。

(中略)

「レジリエンス」という言業が、無数の場所で繰り返し聞かれる新しい決まり文句になった。

この言業は、目前に迫った危うい未来を生き抜くキーワードとなりつつある。「進歩の時代」は「レジリエンスの時代」に道を譲った。私たちの種の本質と、地上におけるその居場所を考え直すことが、新しい旅の出発点であり、その旅では、自然が教室だ。

 「進歩の時代」から「レジリエンスの時代」への大変革は、私たちの種が周囲の世界を認識する方法の、大規模な哲学的・心理的再調整を、すでに引き起こしている。

―――

目次

第一部 効率vs.エントロピー ―近代の弁証法

第二部 地球の財産化と労働者の貧困化

第三部 私たちはどのようにしてここに至ったか ―地球上の進化を考えなおす

第四部 「レジリエンスの時代」 ―「工業の時代」の終焉

 

本書は400ページ超の骨太の書籍ですが、私の中でもしっかり読んでおきたい1冊でした。今回、読書会では重要なポイントや、一緒に考えを深めたいポイントを紹介しながら、考えていきたいと思います。

私たちはどのようにして、「レジリエンスの時代」へ転換することができるのでしょうか。じっくりと一緒に考えることができたらと思います。

みなさんのご参加をお待ちしております。

枝廣淳子


講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)


※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました

読書会参加者にいただいたコメント 

■西洋主義的な時空間のとらえ方は効率を生んだ、効率化は必要だがその成果を労働者ではなく株主に還元してしまうという点が印象に残った。

■端的にまとめていただいてよくわかりました。ありがとうございます

■自分の理解が追い付かない箇所は多々ありましたが、もともとの書物量からテンポよく要点をお話いただけたので特に不満はありません。

お申し込みについて

■受講料

2,200円(税込) 

■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)

※受講料には書籍代は含まれておりません。
※動画配信ではありませんので予めご了承ください。

※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。

■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。

受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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E-mail: Inquiry@ishes.org

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