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2024.11.19
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【音声受講受付中】第151回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会

『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』を読む 

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【第151回】
 日 時:2024年11月19日(火)
 課題書:『他者と働くー「わかりあえなさ」から始める組織論』著:宇田川元一
 


 

本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。

ご希望の際は事務局までお申し込みください。


11月は、宇田川元一氏の『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』を、課題書に取り上げます。

「もしも今、日本の企業が衰退しているのだとすれば、この対話する力、新しいアイデアが生き残れるように、組織の溝に橋を架けていく力が弱っているからではないでしょうか。」(本書より)

この著者の指摘にドキッとした人は少なくないのではないでしょうか。

いま日本でも、「多様性が大事」と言われるようになって、多様な人々からなる組織づくりが進められています。
そのことは大事なことですが、他方、意見も考え方も違う多様な人たちとどうやって物事を進めたり、理解し合ったりすればよいのでしょうか。

私はずっと、「ただ多様性があるだけでは十分ではなく、多様性を力に変えるための対話の作法が必要だ」と言ってきました。多様な人々を集めたはよいけど、じょうずに一緒に働くやり方がわからないために、何も決まらない、何も進まない、と混乱してしまっている企業も少なくないように思うからです。

本書は、「多様性を力に変えるための対話」のやり方をわかりやすく解説してくれています。"あらゆる人間に効く「対話」の教科書"として、組織内外、そしてプライベートな対話でもとても役に立つことと思います。多様な人たちが集まるこの読書会の場で、実際に「対話」をしながら、一緒に考えてみませんか。

枝廣淳子


講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)


※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました

読書会参加者にいただいたコメント 

どう考えても正しいことであっても、相手がそれをしない事には何かしらの理由があり、その理由を知ることが橋を架けることにつながる。 私も一方的に伝えることが多かったので、相手の解釈の枠組みを知ることから始めたいと思います。 また、判断を急がない。すぐに答えを求めない。じっくり対話していきたいと思います。

新しい関係を構築する対話で、課題が解決できたり、言いたいことが言えない人の気持ちも救うこともできる。多様性が尊重される時代だからこそ、本当に対話力が必要になってくると思いました。

対話の作法が必要だというところが印象に残っています。 何となく察することができる人たちや、誰かの発意に従って動ける人たちで構成されていた集団でも、暗黙のコミュニケーションルールはあったのだと思いますが、多様性を持つ集団では、まず作法同士を観察するところから始めたらいいという気付きがありました。

お申し込みについて

■受講料

2,200円(税込) 

■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)

※受講料には書籍代は含まれておりません。
※動画配信ではありませんので予めご了承ください。

※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。

■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。

受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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E-mail: Inquiry@ishes.org

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