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世界
2016.10.14

2016年版のグリーンエコノミー指標:スウェーデンが再び1位

2016年版のグリーンエコノミー指標:スウェーデンが再び1位

The Global Green Economy Index GGEI2016
http://dualcitizeninc.com/GGEI-2016.pdf

(デュアル・シチズン社より)

米国デュアル・シチズン社は9月、2016年世界のグリーンエコノミー指標(GGEI)を発表しました。2016年で第5版となる同指標は、グリーン経済の状況について、世界80カ国を「実績」と「認識」、50都市については「認識」で評価・ランク付けしたものです。

それによると、「実績」ではスウェーデンが前回の2014年に続いて1位で、2位以下はノルウェー、フィンランド等、北欧勢が続いています。欧州国以外の最上位は8位のザンビアで、ブラジル(10位)、コスタリカ(11位)、エチオピア(14位)とアフリカや南米の途上国が健闘しました。アジアでは、前回から22ランクと80カ国中最大の上昇を見せたカンボジアが20位と域内最上位で、「途上国でもグリーン経済を統合した発展が可能とのモデルを示した」と分析されていますが、その他の国は振るわず、日本も34位でした。

一方「認識」では、前回同様ドイツが1位(「実績」では5位)、日本は9位でした。パリの地球温暖化会議でリーダーシップを発揮した米国や中国はそれぞれ2位、12位と上位でしたが、「実績」では30位、64位と実が伴っていない結果でした。都市では、前回同様コペンハーゲン(デンマーク)が1位で、東京は10位でした。

GEEIの「実績」は「リーダーシップと気候変動」「効率化部門」「市場と投資」「環境」の4側面から評価・算出されており、各側面には、「元首による環境政策提言」「再生エネルギーの割合」「グリーン投資促進の取り組み」「2000年比で減少した森林面積」等、合計32の指標・データが使われています。「認識」は、各国の4側面について回答者が評価するアンケート調査で、同期間に世界各地で実施されました。

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