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世界
2017.06.30

世界自然保護基金、アメリカン・ホテル&ロッジング協会、ロックフェラー財団が、ホテルの食品廃棄物防止に向けて、ホテルブランドを団結

世界自然保護基金、アメリカン・ホテル&ロッジング協会、ロックフェラー財団が、ホテルの食品廃棄物防止に向けて、ホテルブランドを団結

Photo by Taz Some Rights Reserved.
https://www.flickr.com/photos/sporkist/126526910/

(世界自然保護基金より)

世界自然保護基金(WWF)は、ロックフェラー財団とアメリカン・ホテル&ロッジング協会(AHLA)の協力で、2017年3月21日、ホテル業界での食品廃棄物削減に向けた12週間の試験的プロジェクトを開始しました。参加ホテルはヒルトン、ハイアット、インターコンチネンタルホテルズグループなど米国最大級のブランドです。

世界では、利用可能な食糧のうち3分の1は腐敗するか廃棄されています。米国では、サプライチェーン全体で食品の40%が無駄になっていますが、その大半は、家庭や、ホテル業界などの外食産業から生じています。WWFらは、ホテルの外食業務での食品管理戦略を通じ、即戦力となる廃棄物予防プロジェクトを開発しました。

プロジェクトは、WWFが実施した調査を踏まえ、食品廃棄サプライチェーンに沿って、「一定の基準での廃棄量の測定」「従業員のトレーニングプログラムの改善」「廃棄物が制限されるよう考えられたメニューの作成」「顧客への啓蒙」などが開発されています。

「莫大なエネルギーや水、私たちの食糧に組み込まれている生息地の喪失を考えれば、損失や浪費はもはや受け入れられません」とWWFの食品廃棄物の管理者ペーター・ピアソンは語っています。「ホテル業界は、予防戦略により改善された分析を通して、どれほど迅速に移行できるかを他の業界に示しつつあります。食品廃棄物は、機関が連携することで、より迅速に解決できる問題なのです」。

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