世界の幸せニュース
2021.11.09
アップサイクル認証で経済的、環境的に持続可能な食料システムに
2020年6月、米国のアップサイクル食品協会(UFA)は、食品廃棄を防ぐ目的で、世界で初めて第三者組織による認可を受け、アップサイクルされた原材料や製品を示す「アップサイクル認証」を発表しました。 ア...
2021.11.02
中南米・カリブ諸国、ネットゼロ経済への移行で2030年までに1500万人の雇用を創出できる
新型コロナのパンデミックは社会の脆弱性を浮き彫りにしました。労働者のおよそ半分がインフォーマル(非公式)分野で働く中南米・カリブ諸国は、ロックダウンなどの措置で深刻な影響を受けています。コロナ後の回復...
2021.10.25
自然素材の廃棄物から新たな素材を作るための「レシピ」集:マテリオムの取り組み
自然素材の廃棄物などを利用して、新たな素材を作り出すための「レシピ」を無料で公開しているサイトがあります。国際的なネットワークによるプロジェクトMateriom(マテリオム)です。 ウェブサイトを開く...
2021.10.15
ドライバー自身が会社のハンドルを握る:協同組合型配車サービス
近年、オンライン上のプラットフォームを通じて短期的に働けるギグエコノミーが拡大しています。その代表格がウーバーやリフトといったライドシェア(自家用車の所有者と自動車に乗りたい人を結び付ける配車サービス...
2021.09.22
草の根活動によるエネルギーの地産地消:ピープル・パワー・ソーラー組合の取り組み
「エネルギーの地産地消」と聞くと、企業主導の大プロジェクトを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、米国カリフォルニア州のピープル・パワー・ソーラー組合(以下、ピープル・パワー)は、草の根活動によるエネ...
2021.09.14
フードデリバリーを協同組合にするとどんなメリットがある?
新型コロナウイルスの蔓延で外食がままならない中、インターネットを介したフードデリバリーの利用が急増しています。米国ケンタッキー州のレキシントンでは、協同組合という新しい形のフードデリバリーが登場しまし...
2021.09.02
アイスランド:週の労働時間削減への道程
(Autonomyより) アイスランドでは2015年から2019年にかけて、給与は減らさず労働時間を週40時間から35~36時間に削減するという大規模な実験が2回行なわれました。 レイキャビク市議会と...
2021.08.31
「飛行機を頻繁に利用する人」への課税は、CO2排出削減と「公平な旅行」に役立つ:英国の研究より
(ニューエコノミクス財団より) 「飛行機を頻繁に利用する人への課税によって、コロナ後には、英国の貧しい世帯は、現在よりも安く空の旅を楽しめる」ーーそんな研究が2021年7月10日、英国のシンクタンク「...
2021.08.14
米国アクロン市、アプリが地元経済を活気づける
米国オハイオ州東部にあるアクロン市は、地元経済を活性化するため、アプリを利用したユニークな取り組みを展開しています。アプリの名は「アクロナイト(Akronite)」。その狙いは、市民がゲーム感覚で楽し...
2021.08.10
テレワークで需要が高まるビデオ会議サービス、プラットフォーム協同組合に参入
(シェアラブルより) 新型コロナウイルス禍でテレワークや巣ごもり生活が続く中、ビデオ会議は仕事や暮らしに欠かせない重要なツールになっています。そうした需要拡大を受け、2020年に運営が開始されたのがオ...
2021.07.25
欧州連合(EU)、採卵鶏などのケージ飼育を禁止する法案提出へ前進
欧州委員会は、2021年6月30日、採卵鶏や母豚などのケージ飼いを段階的に禁止していく方針を発表しました。この方針は、欧州市民イニシアチブ(European Citizens' Initiative)...
2021.07.22
Corrency:デジタル通貨による地域経済復興プロジェクト
新型コロナパンデミックが世界経済を脅かす中、チェコのキヨフ市では2021年4月26日、疲弊した地域経済を活性化させるための財政支援プロジェクト「Corrency」の実証実験が始まりました。 Corre...
2021.07.16
SDGs目標達成状況:目標採択以降初の「世界的に後退」 日本は18位
持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)とベルテルスマン財団は2021年6月14日、2015年の持続可能な開発目標(SDGs)採択以降初めて「達成状況が後退」とする、2021年度版「持続可...
2021.07.13
報告書:植物由来タンパク質食品業界にとって2020年は「記録破り」の年
持続可能で安全かつ公正なタンパク質供給のためのロードマップづくりを使命とする米国の非営利団体「グッド・フード・インスティテュート(GFI)」は2021年5月、2020年は植物由来タンパク質食品業界にと...
2021.06.30
調査結果:コロナ禍の生活、人々の環境配慮行動を促す
2020年11月10日、米国のリサイクル・非有害固形廃棄物処理業者のリパブリック・サービスは、新型コロナウイルスのパンデミックが、消費者に「もっとサステナブルな生活をおくること」を警鐘を鳴らす役割を果...
2021.06.26
地域で食料を必要とする人のために小さな無料パントリー/冷蔵庫を作ろう
(シェアラブルより) コミュニティが複雑化し、直面する課題も増える中、住民がいつでも頼りにできる援助基盤を作ることは重要です。その方法の一つが、LFP(Little Free Pantry:小さな無料...
2021.06.22
コロナ以後の幸せ経済 より良い回復に向けた10の原則
新型コロナ禍からの回復を機に、新しい経済システムへの転換を推進する動きが世界中で展開されています。いかに転換を図るかについて国際ネットワーク「幸福経済アライアンス」(WEALL)が提唱する「より良い経...
2021.06.11
市長主導ベーシックインカム実証実験の中間報告:米国ストックトン市
(SEEDより) 米国カリフォルニア州ストックトン市では、全米初の市長主導による収入保証のベーシックインカム「ストックトン・エコノミック・エンパワーメント・デモンストレーション(SEED)」の実証実験...
2021.05.31
美容製品の「ノーマル(普通)」という言葉に「ノー」! ユニリーバ、美しさの多様性を推進する
日用品大手のユニリーバは2021年3月9日、ビューティ・パーソナルケア製品のパッケージと広告に「ノーマル(普通)」という表記をなくし、美しさの定義を広げていく、と発表しました。 この方針は、世界9カ国...
2021.05.27
日本のオーバーシュート・デイ(地球の自然予算を使い果たす日)は5月6日
2021年5月6日。この日が今年の日本のオーバーシュート・デイでした。 オーバーシュート・デイ(Overshoot Day)とは、世界中の人々が日本人と同じように暮らしたとしたら、「元旦に1年が始まっ...