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英国マンチェスターでは、いくつもの学校で子供たちが「リフィル(詰め替え)ショップ」を立ち上げ、運営しています。事業に取り組む中で、子供たちは、自信やコミュニケーション力をつけると共に、これまでに2,000個以上(2025年9月時点)の使い捨て容器が廃棄されずに済みました。
これは、グレーター・マンチェスター合同行政機構(マンチェスター市など10の自治体からなる広域政策を進める組織)の「学校向けエコ・リフィルショップ実証プロジェクト」の活動です。2023年後半から学校を拠点にボディソープなどの日用品を詰め替え形式で販売するリフィルショップの運営を支援しています。
これまで25校の子供たちが、店舗の立ち上げや運営方法などの起業家トレーニングを受け、多くの学校内にショップがオープンしています。ショップは、来校者が多い時間帯(下校時間など)に合わせて開店し、最低月1回は営業することになっています。子供たちだけではなく、教職員・保護者、地域住民に向けて、「容器を持参して詰め替えを購入しよう!」と呼びかけています。
実証プロジェクトの最終目標は、ショップが十分な利益を上げ、人気商品ラインナップを維持できること、そして子供たち自身が次の起業家チームの子供たちのメンターとなり、12か月のパイロット期間後もショップの運営を継続できるようにすることです。
(新津 尚子)







































