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米シカゴ:参加型予算編成で地元のインフラ整備に地元の声を 

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米国シカゴ市の第48選挙区は2025年4月23日、子ども用遊び場のバリアフリー化や歩道の安全整備など、地元住民の提案による8つのインフラ整備事業への予算配分が参加型予算編成(BP)で決定されたと発表しました。

シカゴ市では、市内インフラ整備事業のために、50ある各選挙区に対し、毎年150万ドルを選出された各区の市会議員を通して割り当てています。同市北部にある第48区では、同区選出のレニ・マナー・ホッペンワース議員が2024年からBPを導入しており、150万ドルのうち100万ドルの使い道がBPで決定されています。

同区では、予算化するインフラ整備事業案を、毎月の選挙区住民集会やウェブサイト等を通じ、選挙区の住民から募集します。集まった事業案は投票期間開始と同時にウェブサイト等に公示され、事業案説明会をはさみ、オンライン投票と対面投票が行われます。

投票は優先順位を示す形です。住民は投票時に事業案の中から最大5番目まで優先順位を付け、1位は5点、2位は4点といった具合に事業案ごとに点数化されます。「一択投票」も可能で、その場合は選んだ事業案に15点加算されます。最も点数が多かった事業案から順に、80万ドルに達するまで採択され、予算化が決定します。

2024年は9つのインフラ整備事業案と100万ドルのうち毎年2割を一般的な修繕用に経常費化することの賛否について住民投票が行われました。9月中旬から3週間で選挙区人口約6万8,000人の1.2%にあたる817人が投票し、横断歩道やスポーツ施設の改修など5つの事業と修繕費の経常費化が採択されました。2025年は3月20日から1カ月で947人が12事業案について投票しました。

(たんげ ようこ)

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※参考情報(幸せニュースより)
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